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ハードリングによる母趾球の痛みと股関節の動き

今回の取り組み

★ハードル練習後に母趾球を痛めた→刺すような痛みがある

・高校陸上部 400m/400mH

・膝裏や腓骨筋の張りが気になる

ミニハードルを使った動きづくり

痛みの無い左脚の接地では、足首のロックがかかった状態で接地し、着地の局面では殿筋やハムストリングスを使って体重を乗せています。

言い換えると、腰の乗り込みを使って軸足を支えている状態です

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一方、痛みや張りがある右脚の接地では、接地の前からつま先が下がった状態となり、一瞬ブレーキをかける様な着地になっています。

そのため、殿部を後ろにのけ反るようにして軸足を支えています。

言い換えると、不自然な腰の乗り込みによる軸足の支えが起こっています。

img src="IMB_AEjnIW.GIF" alt="ミニハードルドリル"

つまり、左脚は全身を使って前へ進もうとしているのに対して、右脚は膝から下で蹴って進もうとしていると考えられます。

この考えなら、右脚に痛みや違和感が出ることも繋がります。

 

特にハードリング動作では、これより高い位置からスピードがついたまま着地を行います。

その際、全身で腰の乗り込みができないと、母趾球に全体重が乗ると言っても過言ではありません。

この選手の場合、ただハードリング時の負担がかかったのでは無く、脚を動かす骨盤部分に問題があったのではないかと思います。

スターティングブロックを使用した動き

骨盤のベルトラインとスターティングブロックの延長上に線を引きました。

img src="B3C5684F-BB99-4B8F-8968-B8084CAF6B74.JPEG" alt="陸上競技 スタート練習"

スタブロを蹴り出すため、出力が自然と大きくなる局面です。

この選手は右脚から出るため、写真の右側が一歩目です。

 

スタートの蹴り出しで動きに左右差が出ていますが、次の写真から問題点がハッキリ出てきます。

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2歩目になると全身の動きに変化が出てきました。

img src="F443DA4B-BE14-4DE7-8EEC-53DDFE3EE1E3.JPEG" alt="陸上競技 スタート練習"

母趾球を痛めた右脚のつま先は、左脚と比べて外に向いています。

もっと上から注目すると、大腿部や膝から外向きになっている、いわゆるニーアウトを起こしています。

上半身の振れ幅
img src="8977A475-2ED1-40F1-931F-D9FDCABB1A92.JPEG" alt="陸上競技 スタート練習"

左半身はしっかり腰に体重を乗せているため、股関節から足首のラインが比較的真っ直ぐ入っています。

(もう少し修正が必要な部分もあります)

一方、右半身は膝が外を向いているため、股関節が斜めに入っています。

沈み込みが甘い状態で出力を上げようとすると、膝から下で蹴る動作が起こりやすくなります。

(黄色い線を見ると、右側の股関節から膝が起きているのが分かりやすいです)

 

ニーアウトや股関節の沈み込みが起こった結果、足底の内側、つまり母趾球側に体重がかかりやすくなるため、痛みを起こしたと考えられます。

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2歩目と同じく、上半身の振れ幅や足の向きに左右差が出ています。

この選手の問題点は、「関節の捻り」「股間節の動き」だと思います。

ハードルの着地だけで、母趾球の痛みが起こるとは限りません。

 

真っ直ぐ走れないことの問題点は、その後の動きにも影響が出ることです。

そのままハードリング動作に入ると斜めに体が出るため、着地も斜めになります。

結果として、母趾球の痛みや下腿の違和感などに繋がると考えられます。

 

メンテナンスを行うことは勿論大切ですが、これらの動きを修正しないとケガを繰り返します。

特に動きづくりやスタート練習は、直線上で行うことがほとんどです。

400mなどのカーブスタートの種目であっても、ストレートコースは真っ直ぐ走れなければなりません。

「体を真っ直ぐ使えるようにすること」

これは、どのスポーツでも基礎基本となる話だと思います。

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